あんかけスパとは??

どうも、東京から地元飯を発信する名古屋めし専門家、ばっすんです!

あんかけスパは名古屋のスペシャリテ!
1961年にはもう生まれていたいう話ですが、私の体感では「地元でも好きな人は好き」くらいの扱いだったかと思います。それでも喫茶店に行けばメニューにあったりしたし、それなりには流通していたかと思います。子どもの頃は進んで食べたいものではありませんでしたね。
2000年代のTV番組”秘密のケンミンショー”やB級グルメブームなどによってローカルフードが注目されると一気に認知が広がり、代表的ななごやめしとして人気が上がってきています。
今日の名古屋市には専門店も多く、前述の通り喫茶店や洋食店でも扱われているところも多く、コンビニではお弁当でも売られていたりします。
スーパーにはパウチでソースが売られたりもしていますが、実家で出てきたことは一度もありません(笑)
そういえばミニストップが一時期、期間限定で関東でも出してくれてたりしたのですが今のところ再販されてませんね。。。
もともと元祖と言われている【スパゲッティ・ハウス ヨコイ】の「オリジナルミートソース」と言われていたそうですが、【からめ亭】によって「あんかけスパ」と名付けられました。
現在多くの専門店がこの名前で販売しています。
私は特にその名付け親の【からめ亭】さんが好きでよく通っていました。

◯麺
基本的に2.2mmのナポリタンに使うような太いスパゲッティを使います。
あらかじめ茹でて寝かせておいた麺を、提供直前に表面をラードで炒ることで外がカリッ、中がモチッとした状態、通称「逆アルデンテ」にしてご提供。
一般的には量が多いヴォリュームメニューとされることが多いです。
よく「あんかけパスタ」という表現を見ますが基本的にはスパゲッティしか使わないため間違いです。正式名称は「あんかけスパ」。

◯ソース
タマネギ・ニンジン・トマトなどの野菜を煮込み、でんぷんでとろみをつけ、ブラックペッパーの辛味をピリッと効かせて作り上げられます。
その味わいは中華餡のようなコクと粘りがあるものの、似て非なるものです。
店舗によってブラックペッパーがしっかり効いた「スパイシータイプ」と、トマトの風味がしっかり残る「マイルドタイプ」といったタイプが存在します。
あんスパの元祖といわれている【スパゲッティ・ハウス ヨコイ】の創業者さんが
当時まだ一般的でなかったスパゲッティを広めるために、ミートソースを日本人が好むようにアレンジしてできたと言われています。

様々なトッピングで楽しむ

あんかけスパはカレーライスのように色々な具材を上に乗せて食べることが一般的です。
代表的なものに以下のようなものがあります。

「ミラネーゼ」ソーセージ、ハム、ベーコンなどの肉惣菜をトッピング
「カントリー」トマト、タマネギ、ピーマンなどの野菜をトッピング
「ミラカン」肉惣菜と野菜を両方トッピング
「バイキング」魚介の揚げ物と目玉焼きをトッピング
「ピカタ」豚肉を卵でとじたものをトッピング

代表的な専門店紹介

スパゲッティ・ハウス ヨコイ
あんかけスパの元祖と言われているお店。
印象として”あんかけスパ最大手”なイメージ。(独断)
ソースはマイルドタイプで、私はあんスパの味の基準地にしています。 
名古屋ではスーパーにヨコイのソースが置いてあることが多かった。

スパゲッティハウス チャオ
名古屋駅周りだとか立地がよく、食べたい時にあるイメージ。
旅行に行った人が「たまたまふらっと入った店で食べた」と言うと大抵ここ。(独断)
ソースはマイルドで、メニューが多かった。

からめ亭
管理人ばっすんがもっとも愛すあんすぱ専門店。
あんかけスパの名付け親。
今回挙げた4店舗の中でもっともスパイシーな部類。

パスタデココ
COCO壱系列のお店で、東京の虎ノ門にも店舗を構える。
スパイシーとマイルドを選ぶことができる。

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